本当にただの日記

暇人がつれづれなるままに書いた日記です。

松本清張の「球形の荒野」見ました。ぶっ続け4時間。


かなり力の入ったドラマでしたね。
原作、脚本、キャスト、音楽、ロケハン、小物、エキストラの数などなど、
普通のドラマでは考えられない豪華さと余裕が感じられました。


ちょうどピアノの稽古でバッハの平均律を弾いてきて、
やっぱりバッハはいい、熱いと思って帰ってきたら、
このドラマの曲が全部バッハでワロス
この音が来たら次はこうくるだろうというのをあえて半音くらい外して、
だけど全体としてはしっくりくる感じがとてもいい。
伸び縮みしがいのある曲を、曲想思いっきりつけて弾くのもいいかもしれないけど、
バッハみたいな綿密で精巧でかっちりした曲を
淡々と弾きこなせるほうが達成感があるなと思ってしまいます。


ドラマで気になった点。
・比嘉ちゃんかわいすぎ。肌キレイだし、落ち着いた演技でいい。
・田村まさかず声聞きとりにくすぎ。わざとガラガラしたかすれたような声だったのか。
・父と娘のシーンはずるい。小津安二郎か。
生きわかれた親子っていうだけで泣ける。
さらに父と娘ってなると、その微妙な距離感にぐっときますね。
・いっつも思ってたけど、生田とうまって整形したのかね。
二重が気持ち悪いのがいつも気になる。眠そうな顔に見える。
・田村は奥さんとは会いたくなかったのか。
普通娘だけじゃなく奥さんとも会うでしょ。
父と娘を描きたかったから邪魔だったとしか思えない。


というわけで寝ます。