本当にただの日記

暇人がつれづれなるままに書いた日記です。

昨日玄関にアゲハ蝶がいました。
弱っているのか、羽化したばかりなのか、飛べなそうで、
ずっと玄関にいたようでした。
土のところに移動させてあげたけれど、今日はどうなったんだろう。


パソコンのメールにまた迷惑メールが大量に来るようになりました。
「17億用意してます」とか、
「ちちーー あそびにつれててーー いま まること ねこぶうとあそんでゆよ」とか
「おにいちゃま  ともちゃんいじめられたです  
ちっちゃいこどもにこいしをぶつけられつづけたです」とか。
最近の迷惑メールはこういう幼児っぽいのが流行っているんでしょうか。
迷惑メール受信拒否登録しても次から次へときますね。
友達は「AV男優になりませんか」っていう迷惑メールがきたらしい。
「まず手術から必要なんだけど」と真面目に対応する友達が面白い。


今日はヘンリーダーガー展を見に原宿まで行き。
ツイッターでサークルの後輩がこの展覧会についてツイートしてたらしく。
レンブラントとかフェルメールとか見て感動している人は
ヘンリーダーガー展を見た方がいい。芸術観変わるから」
みたいなことを言ってたらしい。面倒くさい後輩だ。
私はそもそもツイッター見ないし、そんな挑発に乗りたくないんだけれど、
友達が「暇だしそいつを見てこようよ」と言うので、行くことに。


絵を見るというより、この人が生涯かけて書いた
非現実の王国で」という15000ページにわたる小説を絵で追う
という感じでした。
現代芸術っぽくて気持ち悪いのかと思ったけど全然そんなことなかった。
なかなか人生を通してかわいそうな人だったみたいで、
この小説も死んでから見つかったものらしい。
「かわいそう」っていうのは傍から見てそう思うだけで、
昼は清掃夫、夜は自分の描いた空想世界の中で楽しめたのであれば、
そんなに悪い人生でもなかったのかもしれませんね。


展覧会を見た後は友達と和カフェでお茶。
「いつ仕事に復帰するの」という会話になり、
「戻っても全国転勤だから戻るかどうか迷い中」となり、
「全国転勤だと結婚とか子どもが生まれた後
単身赴任になったりして大変だよね」となり。
「有閑マダムとかラクでいいな」となり、
「でも人が稼いだお金だと自由に使えないよね」となり、
「それだったらおひとりさまで、
自分が稼いだお金を好きに使うのでもいいかもね」となり。
「まあでも結婚とか降ってこない限りないしね」となり、
「年取ったら1人で寂しいかもね」となり、
「大丈夫、その時はmusicartちゃん家に一緒に住むから」と。
「でもうちの親もいつ死ぬか分からないしね、
私が80になって、親が100過ぎても生きてるかもしれないし」となり。
「24歳でそんな老後のこと考えてるとか、やっぱりうちら老成してるね」
となり。


年取っても1人じゃなければ、ひとりでもいいなと。
年取って、気の置けない友達とシェアハウスをするとか面白そうですね。
家がとられない限り、私のものになるし。