本当にただの日記

暇人がつれづれなるままに書いた日記です。

ドキュメンタリ番組が好きで、
特に絶望的になるようなドキュメンタリが好きだったりします。
たぶんそういうのが好きな人は、
自分はそういう人と比べればいろいろ恵まれててよかった
っていう満足感を味わえるから好きなんでしょうね。
だけどそれだけじゃないですね。
自分の身にもいつ起こるか分からない問題だなって思うこともしばしばあります。


今日やってたのはALSっていう病気になった50代の女性の話でした。
うちの斜め前に住んでたおばさんもこの病気になって亡くなりました。
この病気に自分がなるかならないかは分からないけれど、
病気になった時、もし誰も家族がいなかったらどうなるだろう
と自分のことのように不安になりました。
この人にはニューヨークまで介助を手伝ってくれるような友達がいたし、
兄弟やら親やらがいたからまだよかったですよね。


やっぱり年とったら一人じゃ生きていけなくなるんですよね。
いろいろ自分一人じゃ何も出来なくなっていって、
そんな自分が嫌になるんでしょうね。頭がしっかりしてた場合。
なんか怖いですよね。年をとるって。
これを思うと、いつも聖書の言葉を思い出します。
「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。
苦しみの日々が来ないうちに。
『年を重ねることに喜びはない』
と言う年齢にならないうちに。(コヘレト12:1)」
これ「青春の日々」って入ってるから、よく中高の時の礼拝で聞いたんでしょうね。
いつの時代の人も、年を重ねるのが怖いって思ったんですよね。


聖書の時間のときに提示された本の中から1冊読んで発表する
っていう授業があって、私は「よく死ぬことは、よく生きることだ」
という本を読んで発表しました。

よく死ぬことは、よく生きることだ (文春文庫)

よく死ぬことは、よく生きることだ (文春文庫)

結局どういう結論にもっていったか忘れたけど、
こういう重いテーマとは何度向き合っても答えが出ないですね。