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いろいろと忙しい1週間でした。
水木とお客様のところに行ったのが疲れの原因。
普段全然お客様と接する機会がないから非常に新鮮。
一番勉強になったのがお客様相手のSEのおじさん。
とにかく肉食系の50代のおじさん。来年あたり定年の。
仕事も私生活もガツガツって感じのすごい人。
豪快だけどお客様にも身内にも気遣いがすごくて、
周りがよく見えている。強引だけど、引くときは引くことができる人。
仕事ではいちいち指摘が鋭い。
プレゼンとか、売り方とか、トークとか厳しい。
何でしょうね、自然体で楽しみながら仕事もオフも生きてるんでしょうね。
ほぼ毎日飲み歩いているような人。営業より営業力がある。
朝3時まで飲んでも、必ず朝9時には会社にいるらしい。
成り行きで3次会まで行くことに。
何というか、そのSEのおじさんの生態が気になり。
自分の部署ではこんな豪快なおじさんはいなく、
古き良き時代の、私がイメージしていた上司って感じの人だったので。
3次会は錦糸町。花壇街に行きました。
錦糸町っていうとスナックとか場末感のある町ってイメージはあったけど、
花壇街は初めて知りました。
タクシーから降りた途端、異国の人が待ち伏せしており、
いきなり錦糸町感満載。暗めの歓楽街は怖い。
公園を通り抜け、雑居ビルのスナックへ。
行ったのはカラオケスナック。このおじさんは歌も非常に上手い。
最初にその人とスナックのママで「麦畑2」を熱唱。
オヨネーズの名前は知ってたけど、曲は全然知らない。
方言まで完璧。元々訛っている人だから上手すぎる。
聞いておけばいいかなと思ったけど、
1曲くらい歌わないと帰れなさげな雰囲気。
それを察してくれたのかくれなかったのか、
若めのSEさんがデュエット曲を入れてくれ。ありがたい。
「3年目の浮気」。やばい、あんまり知らない。
愛が生まれた日、ロンリーチャップリン、カナダからの手紙、居酒屋、
昭和枯れすすきくらいなら分かるけど、3年目の浮気はな。
「あんまり分からないです」と言ったら、豪快なおじさんSEが
「一緒に歌うから歌ってみよう」ということで歌うことに。
こういうときのために、やっぱりデュエット曲は覚えておくべきですね。
一人で曲入れるのは大変気が引けるし、
何の曲入れたら無難なのか全然分からない。
デュエットって便利ですね。歌うとこ少ないし、場が白けない。
このおじさんは本当喋りがすごい。次から次へとよく出てくるなと。
こんな若輩者の私にも
「声がいいよね。やっぱり歌も上手いね」とか、
「商売人の娘なんだね。さすが気がきくね」とか、
「うちの三男の嫁に来なよ」とか、「うちの部署来なよ」とか、
ものすごく配慮してもらい。
初対面の人と喋るときの会話は、
出身、家族構成、趣味、恋愛、この辺なんだなと再認識。
たまに言われる「声がいい」ってこのフレーズ。
人前で発表するとよく寝られてしまうので、癒し系周波数なのかもしれない。
人から褒められるのは結構嬉しいものです。
何はともあれ、発表やら説明やら慣れてないことばかりの1週間が終わって、
ほっとした。明日明後日はゆっくり休もう。