父の死
ここ2週間ほど、ブログを一切書けなかったのは、
父が突然亡くなったためでした。
死因は虚血性心疾患、急性の心臓死で、3/5の朝に亡くなりました。
61歳という若さでした。
第一発見者は私でした。
10時過ぎに仕事先の母から電話があり、
お父さんまだ起きてないなら、心配だから見てきて、
と言われ、寝室を見に行ったら既に冷たくなっていました。
苦しんだ様子はなく、仰向けで普通に寝ているような状態だったので、
睡眠中に心臓が止まってしまったようです。
急いで救急車を呼び、救急隊の人がいろいろと処置をしてくれましたが、
そのまま病院に運ばれ、亡くなりました。
父は前日まで普通に仕事をしており、その日も仕事に行くつもりでした。
前兆は2日前くらいからあり、
2日前には目まいがして仕事中にちょっと休んだ、と言っていました。
前日もとても体調が悪そうで、
背中が痛い、食欲がない、だるいと訴えていたので、
早く病院に連れて行けば今まだ生きられていたかもしれません。
そこからは目まぐるしい1週間でした。
親戚、知り合いへの連絡、葬儀の準備、
引っ切り無しに訪問してくる知り合いへの対応、
無駄に残っていた確定申告、通夜、葬儀。
遺体があるうちは夜もお線香を絶やしてはいけないようですが、
慣れないことだらけで私も母も疲れ、
夜はぐっすり寝てしまいました。
人間はいつか死ぬ、なんてことは分かっているはずでしたが、
本当に、突然、その時はくるんだなと。
普段から父とは1日1時間くらいしか一緒にいなかったので、
未だに父がいないという実感が湧きません。
父も全然死ぬつもりはなかったので、
3/10~外装工事を頼んだり、
3/17,18は家族旅行に行ったりと、いろいろ予定を立てていました。
やっと年金が貰える年齢になり、
ようやく老後を楽しもうという時だったので、
無念としか言いようがないです。
私は父と仲良しだったので、
もっと親孝行してあげたかった、
もっと一緒に旅行に行ったり、ご飯行ったり、楽しみたかった、
もっといろいろ話したり、教えてほしかった、
と今更ながらにそう思います。
でもこういった後悔は、何歳で死ぬにしても思うはずなので、
仕方がないことです。
石橋を叩き割ってしまうほど慎重な私とは対照的に、
父は自由奔放に、やりたいこと、言いたいことは必ずやる、
ような人だったので、人よりちょっと短いながらも、
それなりに楽しい人生だったんじゃないかなと勝手に思っています。
最初は自宅で自営業で、教育熱心な人だったので、
父との思い出、一緒に過ごした時間は他人よりだいぶ多いはず。
なので、そこは恵まれていたし、
十分一緒の時間を共有できて幸せな方だと思います。
父が亡くなって2週間経ちました。
先週からは仕事にも戻り、休んだ分の仕事に追われ、
悲しんでいる暇もない日々です。
ちょっとずつアイドルチェック、ゲームも再開し始めました。
まだまだ折に触れ、悲しくなったりもしますが、
早く今までどおりの日常に戻れたらなと思います。