本当にただの日記

暇人がつれづれなるままに書いた日記です。

旅行は決まりました。
日帰り1日と1泊2日で金沢に。
異常に安いバスツアーで。


ネットで見てても直前だと満席とかで埒があかないので
旅行会社に行って聞くことに。
台湾も検討したけれど、
飛行機やらホテルやらがあいてるかは微妙と言われたので、
国内にシフト。
友達は金沢に行きたかったようなので、決まってよかった。
私は旅行に行ければどこでもよかったから。


現在プー太郎だけれどもエキストラをやっている父は、
今日はno3bのPV撮影に行ったようで。
父はこじはるがお気に入りみたいだから、ツイてますね。
エキストラの仕事は暇な時しかできないから、
今はちょうどいいみたいで。
拘束時間が朝早くから夜遅くまでなのに、
3000円とか5000円とかしかもらえないみたいだけども。
家でずっと寝てるよりも外に行ってくれた方が全然いい。


暇だったので、そんな父が図書館から借りてきた本を読み。
清水義範の「いい奴じゃん」ってやつ。

いい奴じゃん

いい奴じゃん


父はこの人の本が好きらしく、
やっとかめ探偵シリーズやら、〜殺人事件シリーズなどなど
いろいろ持ってて、いくつか私も読んだ。


25歳の主人公の男性が、ついていないけれど
明るく、楽しく、前向きに人生を乗り越えていく
みたいな話。
作者は現代のつらい情勢の中で生きる若者に元気になってほしい
と思って書いたかもしれないけれど、
私はこういうのを読むと逆に元気がなくなる。
前はこういうサクセスストーリーみたいなドラマも楽しく見れたけど、
最近はどうも苦手。


派遣労働者だった主人公が紆余曲折を経て、
最後は大企業の社員になって、かわいい彼女もできてめでたしめでたし
みたいなのはよくない。
派遣労働だって明るく一生懸命に生きればいいことがある
って勇気づけをしたかったんだろうけど、
結局大企業の社員、リア充、友達たくさんいることが幸せ
っていうステレオタイプが作者にはある気がする。


そんな本を読んでいるときに、
またいつもメールをくれる後輩からメールが来る。
日本で一番の大学に入り、なぜか理系なのに法学部に進み、
外資系一流コンサルの内定を蹴り、弁護士になろうとしてる後輩。
頭がかなりよく、運動もできるし、まあいろいろ能力がある人。
今度は日本で一番大きい弁護士事務所の代表に気に入られた?みたいで。
たまにそういった自慢?っぽいメールがくるけれども、
私に自慢したくてメールを送るんだろうか。


本の主人公もそうだし、この後輩もそうだけれど、
やる気に満ち溢れていて、行動的で、前向きに人生を生きられる人を見ると、
自分が人間としてどうしようもないという現実に直面して嫌になる。